PC接続用のケーブルが外せる
携帯用PCの在宅環境への接続用。
KB、マウス、プリンター、モニター、有線LANが対象。
有線LAN以外は、切替機でデスクトップと共有。
■良い点
・PC接続用のケーブルが差し替え可
モバイル用途を含む、多くのメリット。
- 環境毎にケーブルを使い分け(モバイル用は収納可)
- 携帯時に断線し難い/嵩張り難い
- 断線時にケーブルのみ交換で対応可
- ケーブルは、多用途(データ、充電、映像)で、使い回し可
- 使い回し→携帯時の予備対応が楽
在宅環境では、USB端子の抜き差し等の作業性を確保する為、
「Gen2、PD100W、DP Altモード(4K/60Hz)」対応の市販
ケーブルに変更し、問題無く使えています。
付属のロングケーブルは、充電器接続用に転用しました。
・USBポートが多い
Type‐Aポート Gen1×3、Type‐C ×1(充電/データ兼用)。
Type-Cは、データ用(Gen1)としても使えます。
但し、DPには非対応でモニターは接続不可。
・本機経由でPCを充電の場合は、セルフパワー
他社では、バスパワーのみが多い。
但し、ハブによる給電は、バス/セルフの如何に関わらず期待
しておらず、低電力かセルフパワーの機器のみ接続。
■使ってみて解った事
・純正のPDアダプタでは電力不足
「45W以下では、PCが充電モードに入らない場合がある」との
注記があり、問い合わせた所、65Wが必要との事。
本機が使う電力が、アダプターが低電力の場合に余裕を上回るの
だと思われ、レビュー等によると他社のドックでも大同小異の様
です(45Wの目安が示されている分、ここは親切)。
また、PCの機種やメーカにも依存と思われます。
所有PCのアダプターは45Wですが、以下の様な制約はあるものの
一応は使えます。PCにより異なるとは思いますが、御参考まで。
- Windows稼働中の接続
→低速充電の警告がでて、充電のアイコンに黄色い警告マーク。
→警告を消すには、本機を外して、PC直接給電に戻す。
本機を接続したまま、PC直接給電に戻しても消えない。
→警告状態でも充電は可能。
殆どの場合、電池残量は減らず、減っても数%程度で、今の所
問題になった事は無い(但し、後述の通り、使用実績は少ない)。
- 接続したままPCの電源ON。
→電力不足を検出して、Windowsが立ち上がらない。
→外して電源ONし、Windows稼働状態で接続するしかない。
制約は、他用途の100Wのアダプターで解消を確認済。
・熱問題
本機経由でPC充電→本機がやや熱くなる様です。
常時接続なので、熱による故障や、不安定動作の懸念があります。
■PD機能は、我が家では使用を控える
以下により、普段はバスパワーで使う事にしました。
一例として御参考まで。
・充電の制約回避が煩わしい。
・占有可能な65Wの充電器は無く、以下により買う程でも無い。
・PCに、Type-Cが3ポート(全てDP、PD、Gen2対応)有り、
「本器、充電、Gen2以上の機器等を直接接続」で使い分け可能。
充電をPCに戻すだけなので、利便性はそれ程変わらない。
・熱による問題を軽減できる。
・本機のPD用ポートは、マウス等で活用。
・ポート不足など一時的な用途では、本機のPD機能も利用する。
一時的なら、他用途の充電器の流用や、制約付きで純正利用も可。
■その他
・リフレッシュレートについて
本機のHDMIポートの性能は最大4K/30Hzですが、
- WQHD、60Hz対応モニター
- HDMI1.4のケーブル
の環境で、Windows の「ディスプレイの詳細設定」で、レートは
WQHD/60Hz(30Hzでは無い)が確認できています。
以下により、個人的にはWQHDで充分なので、最大4K/30Hzで
問題ありません。
- 机に置ける27インチ程度までだと4Kでは文字が小さすぎる。
- 4Kの情報量を使うような作業は殆ど無い。
・HDMIからモニターに出力
→PCのType-Cポートが、DP AltModeに対応要。
・本機経由のPC充電
→PCのType-Cポートが、PDに対応要。
追記:前機種のHP Thunderbolt Dock 120W G2使用時は、PCが無反応
になる問題が有った(1回/月程度)。
3か月近く全く発生しておらず、解決した様だ。
おすすめ度:
投稿日:2022/11/26
BIRD さん
個人のお客様