パソコンなしで紙文書のPDF化ができて便利です
回覧板を回す前にコピーを取るのに使っていた家庭用コピー機の性能劣化が目立ってきたので、代わりに使えるものを探していて見つけました。家庭用FAXのハンドコピーと違って、スキャンした後付属のケーブルでパソコンに接続するだけで(SDカードをわざわざ抜き取ってパソコンに接続したSDカードリーダーにセットし直さなくても)保存データを簡単にパソコンにコピーしてさらに加工できる点が気に入っています。これは取扱説明書のPDFファイルに書いてあることで、買う前にこれを見ていればSDカードリーダー付きのコンボハブを一緒に買う必要はなかったのにと少し反省中です。
ファイルの保存日時を正しく記録するための「time.txt」ファイルの作成とmicroSDファイルへの保存は必須の操作ですので(やらないと保存日時が2011年1月1日になってしまう)、取扱説明書に従って必ず実行しておくことをお勧めします。ただMacの場合、Monterrey (macOS 12)上では取扱説明書の通りには操作できません。テキストエディットで標準テキスト形式の「time.txt」ファイルを作成するには単に普通に保存すればよく、プルダウンメニュー「フォーマット」から「標準テキストにする」を選ぶ必要はありません(Monterrey上の「テキストエディット」でプルダウンメニューから選べるのは「リッチテキストにする」だけ)。また「time.txt」ファイルの保存場所も取扱説明書には単に「microSDカード内に入れる」とありますが、Monterrey上ではカード内のDCIMフォルダに入れないとファイルの効果が出ませんでした。
[2024.4.26追記]
MacOSをMontereyからVentura(macOS 13)にアップグレードした後は、time.txtファイルを取扱説明書通りにmicroSDカードの直下に置かないとファイルの保存日時が正しく記録されなくなります。Ventura上でmicroSDカードの直下に保存したtime.txtファイルは、スキャナーを一度取り外して電源を入れ直しMacに再接続してmicroSDカードの中身を見てみるとなぜか消えて見えなくなっていますが、不思議なことに以後はファイルの保存日時が正しく表示されるようになっています。