カーチャージャーの選び方|2023年版

カーチャージャーは製品ごとに、USB端子から出力できる電力が異なります。5V/1A（5W）のものであれば、スマートフォンを充電でき、5V/2A（10W）のものならタブレットPCの充電に適しています。

また、新たに登場した、USB端子からより大きな電力を出力するための規格であるUSB Power Delivery（パワーデリバリー）規格に対応した製品であれば、ノートパソコンを充電したり、iPhoneを高速充電したりすることができます。 例えば、20W以上出力できるUSB PD対応カーチャージャーとUSB-C-Lightningケーブルを使えば、iPhoneのバッテリーを30分間で約50%まで充電できます。今カーチャージャーを選ぶのであれば、USB PD対応品がお勧めです。

ナビ用のスマートフォン、助手席の人の携帯ゲーム機、後部座席で使うタブレットなど、充電したい機器の数に合わせて選びましょう。持っている機器が多い人や多人数で出かける機会がある方はUSB端子の数が多いカーチャージャーを選ぶと便利に使えます。

自動車に使われている電源の電圧には12Vと24Vがあります。
乗用車は12V、トラックのような大型車は24Vです。トラックに搭載されている大排気量のディーゼルエンジンを始動させるには強力なセルモーターが必要であり、それを回す際に高電圧が必要となるため、トラックでは24Vが利用されています。

24V車で12V専用アクセサリーを使うとヒューズが切れたり故障したりしてしまうので、トラックでカーチャージャーを使う際は必ず24V対応品を選びましょう。多くのカーチャージャーは12Vと24Vの両方に対応しています。